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インド十四日目

3/1 午前8:00 起床

 今日が今回デリーを観光する最後の日だ。特にプランは無い。こういう時は昨日のインド人を呼んで適当に案内してもらう。

   近くの地下鉄を利用する。10時過ぎだったがかなりの人がいた。個人的に地下鉄を利用するインド人は信用できる。民度が高いというか、危険が街中より少ない。

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[地下鉄の様子]

   昨日のインド人2人と無事に合流した後、qutub minarという観光名所に連れて行ってもらった。これはムガル帝国初代皇帝が作った塔であり、よく見ると壁にはウルドゥー語が。これを見るとムガル帝国の中央政府ではウルドゥー語が公用語だったことがよくわかる。現在ここで使われているヒンディー語は当時の一般民衆が使用していた言語であるとされている。

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[Qutub Minar]

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[皇帝の墓]

その後はロータス寺院へ。これはキリスト教の教会であるがオーストラリアのオペラハウスによく似ている。後から聞いた話によるとオペラハウスを設計した人がこの教会を設計したらしい。とても綺麗であったし、現代的(?)とも感じた。

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[ロータス寺院]

   昨日と今日でイスラム教、スィック教、キリスト教の寺院や教会を訪れた。これだけ狭い地域にこれだけ大きな宗教的建造物が集中しているということだ。全ての建造物へはどの人も入ることが許されている。殆どのインド人観光客はヒンドゥー教徒だった。しかし、教徒以外も受け入れることで観光名所の一つとなり、他宗教への理解、寛容さが育まれているのでは無いだろうか。

   インドは宗教的な寛容さにおいては世界で最も先進的であり、それが伝統の一つとして長い歴史がある。宗教的な寛容さ、これはアメリカをはじめフランス、日本などの非寛容な先進国が参考にすべき点では無いだろうか。

  そして今回デリーへの訪問のおかげで、[進んだインド]とハリヤナでの[従来のインド]を体験することができた。経済的には国際社会から注目され発展し続けるインドはどのように変化、対応していくのか、興味深さを感じた。

   明日はハリヤナに帰る。さよならデリー。

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