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インド六日目

2/21 午前10:30  起床

   隣の家では24日に催される結婚式の準備に忙しそうだ。インドでは結婚にシーズンがあるらしい。きっと気温が穏やかになるこの時期に挙式をするのが好まれているのかもしれない。インド特有の文化なのか、聞いたことがない。村は結婚式ラッシュで独特の雰囲気がある。かという私も今日結婚式に招待されている。

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[隣の家:挙式に使うガスが到着。そして牛糞くさい。]

   騒がしい村から距離のあるところでゆっくりすることにした。そこには延々と続く田んぼ。あまり機械も普及していないこの村で、一体どのように全てを管理しているのか疑問を持った。きっと日本では見ることができないだろう景色がそこにはあった。この辺で1番の地主にも挨拶することになった。

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[延々と続くプランテーション]

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[地主:この地域では英植民地時代にライヤートワーリー制という土地所有制度が導入された。これはベンガル地域で導入された農民からの徴税権を大地主であるザミンダールに委託して徴税するザミンダーリー制ののちに採用された。ライヤートは耕作民を指していて徴税請負人や大地主を介さずに政府と耕作民との間で地税徴収契約が結ばれた。ライヤートワーリー制はのちに廃止されることになり、現在の憲法では農政は州の権限が置かれた。地主は時代や地域によってその概念が異なる。しかし、現在も農業は基幹産業であり、税制でも富農は優遇されている。]

そのあとバイクの乗り方を教えてもらった。車に乗り換えてシティへ向かう。画像では伝わらないが、爆音で音楽を流す。日本では音響族が近いが、まるでヤンキーだ。しかしこうすることで結婚式の準備や移動中にも結婚式を祝っているという。

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[結婚式へ向かう人々]

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[オフィシャルドレスの専門店:結婚式には正装していく必要がある。]

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[採寸する見習い:インドのお店に行くと見かけることも多いだろうが、店長が部下をいきなり怒鳴りつける。これはこの店がお客が満足いくようにしているというアピールであり、インド特有の文化である。]

私はあまり興味がなかったので欠伸をしていたらヨギが選んでくれた。

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[クルタパジャマ:インドの正装]

とりあえずヨギに5500ルピー預けたが、お釣りは帰ってこない。割と気に入っている。

  結婚式場に来たが閑散としている。人はいない。女性はもう家に帰ったという。結婚式は女性用の時間と男性用の時間があるらしく、私がご飯を食べることができるのは男性用の時間だ。しかし、インドの結婚式はすることがない。ご飯食べて終わりだ。ダンスもあるらしいが、その前に帰ることにした。24日の式に期待したい。

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[ご飯:ニーシャが作る料理が恋しい。]

  インド人は二度見が上手い。痛いほど目線を浴びた。

 なにもしてないはずなのに疲れた。おやすみ。

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